高齢者に多い病気

聴診器

かつて日本では認知症のことを痴呆症と呼んでいました。しかし、痴呆と言う言葉には差別的要素が含まれるなどの理由で「認知症」という病名に統一したという背景があります。 認知症は老人性認知症や脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症など現在ではいくつかの種類があることがわかっていますが、日本ではアルツハイマー型認知症患者が最も多いと言われています。 アルツハイマーという病気が発見されてからは100年以上経過していますが、未だに発症原因がはっきりと判明されておらず、いくつかの治療薬は開発されているものの根本的治療には至っていないのが現状です。そのため、患者を取り巻く環境整備や周囲の理解や協力が不可欠となっています

日本では高齢化が急速に進み、今後も認知症患者の増加は避けられないとの予測が立てられており、早急な解決が課題となっています。 アルツハイマー型認知症においては、日本はもちろん世界の各国で日夜様々な研究が盛んに行われていて、アルツハイマーが発症するまでの脳の変遷等も少しずつ解明されてきています。そのため有効な治療法などが開発されることも遠い将来のことではないかもしれません。 現在では、アルツハイマーの治療をしていても着実に症状は進行していき、行方不明高齢者の増加や認知症高齢者の自動車運転事故なども増加しています。 アルツハイマーが進行すると本人には病識がなくなるという特徴があるので、本人の尊厳を保ちつつケアしていくことの重要性を周知していく必要があります。